先進素材への取り組み

当院取扱いの先進素材です。
お口の中の状態により適した材料や費用は異なります。また、全て保険適用外の材料となっています。
詳しくは担当医にご相談ください。

ウェルデンツ

ポリプロピレンという身近ながら、なかなか歯科に応用されてこなかった素材を用いた入れ歯です。
特徴はその強度と非吸水性にあります。
これまでの入れ歯に用いられていた素材よりも強度が高く、またほとんど水を吸わないことから入れ歯に着色や細菌の侵入が起こりにくいとされています。
新しい材料ながらこれまでに多くの患者さんにご満足いただけています。
残っている歯やインプラントに応用することで、さらに「自分の歯のように咬める」入れ歯となっています。
この材料はまだまだ進化を続けており、フィット感の向上および万が一の時の可修理性と、より皆様に快適な使用感をお届けできるようになるでしょう。
入れ歯の「バネ」が金属でないため、見た目も美しく仕上がります。
この入れ歯は株式会社ウェルデンツ社と提携医院のみのご提供となります。

コンフォート

入れ歯を何回調整しても痛い、フィット感がいまいち、もっと硬いものを食べたい とお悩みの「総入れ歯」御使用の方へオススメです。
特に下の総入れ歯に絶大な威力を発揮するのがこの材料です
入れ歯と歯肉の間にやわらかいシリコンを貼り付け、クッションの役目を果たします。
お口の中の骨がいびつな形になってしまった方や、歯肉の粘膜が薄い方で硬いものを食べられるように するのに向いています。今の入れ歯を用いてお試し体験することが可能なので、興味のある方はお申し出ください。
お手入れが煩雑なのと、お財布にはあまり優しくない材料ですが、それを補って余りある使用感が期待できます。

バルプラスト

「入れ歯をいれると金属のバネが見えていやだわ・・・・」
「バネをかけている歯に食べ物が詰まってしまって・・・」
など、一般的な部分入れ歯(総入れ歯でない入れ歯)には歯に引っ掛けるバネを作る必要があります。
このバネは保険の入れ歯では金属を用いることが99%となってしまいます。
金属のバネは機能性は申し分ありませんが審美的とはとても言えません。
そこで「ノンクラスプデンチャー」と呼ばれている金属のバネを使用しない入れ歯が登場しました。
当院では10年以上ご提供の実績があり、安心できる材料と認識しております。
当初、バネに相当する部位の破損や「歯が抜けた」等、お口の環境変化による修理に関しては難しい材料でしたが 小さい範囲ではある程度修理が効くようになってきました。